FELLOWSHIPフェローシップ

OHSU DFMとの交流

JADECOMでは、家庭医療界では全米でもトップ3にランキングされ、常に人気の高い家庭医療研修プログラムを有するOHSU DFM(オレゴン健康科学大学 家庭医療学科)と友好的な交流があります。
もともと地域医療振興協会とOHSU DFMに長年の友好関係があり、これまでに指導医・研修医・学生など多くの交換留学を行ってきた経緯があります。この友好的な交流関係をさらに発展させるため、2017年協会ではOHSU DFMに寄付事業を開始しました。OHSU DFM教員である山下大輔先生が担当教授となり、日本人の成瀬千鶴さんが現地担当事務となっています。

研究フェロー制度

この寄付事業の下、研究フェローとしての長期留学制度(1-2年)が設けられています。地域医療に携わる医師が海外で知見を広げ、研究対象への理解を深めて得られた見識を研究成果として協会に還元し、地域医療の質向上に寄与することを目的としています。
OHSUのあるPortlandは全米でも比較的安全な風光明媚な都市です。現地日本人スタッフの存在に加えて、給与や住居など手厚いサポートがあります。 そして何よりJADECOM-OHSUの長年の友好関係をもとに研究フェローは暖かく迎えてもらえます。これは他の一般的な留学プログラムにはないものです。研究に関することだけでなく、 海外で生活するということ全てがかけがえのない経験となります。

Post OHSU Research Fellowの働き方

帰国した医師たちは地域医療の最前線で勤務しながら研究を進める、忙しくも充実した日々を送っています。

  • 週1〜2日臨床免除の研究日あり
  • 研究活動や国際交流事業への従事
  • 国内外の学会での発表
  • 地域医療振興協会診療所のまとめ役

といった、臨床業務だけでは経験し得ないフィールドで活躍していく事ができます。