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JADECOM-PBRNで実施したQI研究が、“月刊地域医学”と“BMC Primary Care”とに掲載されました。

日本のQI(Quality Improvement)活動の実行可能性と効果検証のためにJADECOM-PBRN 11施設を対象に行なったベンゾジアゼピン系薬剤の適正使用活動をテーマとした論文が、“月刊地域医学”(量的評価)と“BMC Primary Care”(質的評価)に掲載されました。
量的評価としては、診療監査により薬剤の使用量が減少し、他の指標では、有意ではありませんが減少トレンドが認められました。また、質的評価では日本の診療所環境におけるQI実装の課題と可能性について問題提起を行いました。



西村正大, 西岡大輔, 伊藤ゆり, 中村正和, 望月崇紘, 藤原直樹, 山下大輔. 地域診療所におけるベンゾジアゼピン受容体作動薬の適正使用に関する質改善活動のための診療監査とコーチングの効果. 月刊地域医学. 2024, Vol.36, No.12.

Nishimura M, Teo AR, Mochizuki T, Fujiwara N, Nakamura M, Yamashita D. Feasibility and perceptions of a benzodiazepine deprescribing quality improvement initiative for primary care providers in Japan. BMC Prim Care. 2024;25(1):35. Published 2024 Jan 24. doi:10.1186/s12875-024-02270-2